あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

豊島美術館

この夏訪れた場所の中で、一番おすすめしたい場所。断言できる。 それが豊島美術館。 たくさんの人に「なにがよかったの?」と尋ねられるが、なかなか説明が難しい場所なである。なのでこの場で初めて、この美術館がどんな場所だったのか、私はそこで何を感…

どうして生きているのか

一緒に青森を旅行した友人。その子も一人旅することが好きらしく、山登りとかにでかけるそうだ。その子と奥入瀬渓流を歩きながら「一人旅の時に何を考えているか」ということについてぽつぽつおしゃべりしていた。そしてその子は言った。 「私はどうして生き…

旅先で目につくもの

旅先で目に付くものって、本当に自分が好きなものだと思います。 それは、非日常に解き放たれて、何を見たって何を感じたっていいはずなのに、どうしてもそれが頭から離れないということだから。 私にとってそれは「ごはん」「畑」「本屋さん」「海」 ーーー…

スマホを持たない旅をしたい

今、観光地に行ってみて、一番私の目につくのはスマホだ。 どこを見てもスマホ。 検索したり、写真を撮ったり、予約をしたり、地図を見たり。 そんな光景にどうしても疑問を抱く自分がいる。 「スマホがなかった時代、人々はどのようにして観光していたのか…

人を笑顔にする

ボラバイトに行くことになった経緯 この夏、随分と前から北海道に旅行に行くことが決まっていました。私にとって初めての北海道。2泊3日じゃ全然足りない。せっかく行くならもっと北海道を満喫したい。そんな欲張りな考えが頭に浮かび、どうしたら北海道にも…

援農とごちそう

最近ちょっとずつ知り合いの農家さんも増えてきて、お手伝いしがてら一緒にご飯を頂いたり談笑したりする機会が何度かありました。 いつものようなアルバイトではなく援農(縁農)という形で農業と関わり始めるようになったここ最近。普段の作業では考えない…

今月私は何してた?【7月編】

13日 牛舎の見学 いつもお手伝いに行っているこども食堂のボランティアスタッフのみんなでBBQをしました。 会場はスタッフの一人である畜産農家さんのお宅。 皆でおいしい牛肉をいただいた後、牛さんたちが育てられている牛舎の見学をさせてもらいました。今…

夏旅

はじめての一人旅 去年の夏休み、初めて一人旅に出かけました。 もともと私は一人旅断固反対派。一人で旅をしたっておいしいもの、美しいものを共感できる相手がいないなんて全然楽しくないじゃん!!!と思っていて、なぜ人が一人旅に出ていくのか理解がで…

効率化を極端に求める現代

そもそもこれに引っかかるようになったのはいつから? 「効率よく」という言葉が好きじゃなかった。 記憶を遡ると、はっきりとこの言葉に対して嫌悪感を覚えたのは高校2年生のころだったと思います。そろそろ大学受験に向けて勉強を始めなければならないとい…

走るにかけていた、あの頃

先日とある企業のインターンの面接に行ってきました。 その時の20分間の会話から、過去の記憶がよみがえる。 あなたがこれまで一番頑張ったことは何ですか? この質問を投げかけられたとき、真っ先に「高校陸上です」と答えられた自分がとても嬉しかった。 …

クッキングバトる その後

3回前に書いたCCB(Creative Cooking Battle)のブログ おまけに準決勝まで進んじゃいましたという報告をしましたが、実は準決勝をも通過し、決勝までコマを進めて、準優勝を果たしました。 ということで、今回はCCBの決勝についてのあれこれ。 もやもやが残…

こども食堂での日々

あれから1年 高校1年生の4月から3年日記をつけ始めて、今年で5年目となりました。 3年日記をつけていると、去年のこの時期自分がどんなことをしていたか、何を考えていたのかというのが思い出されます。 昨年のこの時期、私は初めてこども食堂のボランティア…

今月私は何してた【6月編】

1日 boox合宿 「図書館を作ろう!!」と言って集まった15人くらいの方々。 誰かの一言で「合宿したい!!」と言ったら、本当に宿とって大半の人たちが集まるこの集団は、なんだかみんな楽しいことを知っているなぁと感じています。 オフラインで会えることが…

クッキングバトる

このバトルの趣旨 「エンターテインメント型フードロス解消イベント」 という、これまでにない形の料理対決である Creative Cooking Battle。 いかに人にない発想で食材を調理するか、いかに廃棄を出すことなく食材を使い切るか。 評価の基準はおいしさ・み…

生産と消費の間で

母の消費 実家の母の買い物の基準。 「いかに安く、量が入っているものを手に入れるか」 これを最重要視していました。 消費期限が近くなって安くなったものを大量に買い込んでダメにしてしまったり、冷凍された安い外国産の食肉を買ったり。安さに負けて要…

年齢を重ねる

本日6月15日を持ちまして、20歳になりました。 20年という時間が長かったのか短かったのかはわかりません。でも確かに言えることは「自分はまだまだ大人にはなれていない」ということです。将来も全然見えないし、何か資格とかスキルを身に着けたわけでも、…

私の中の「風穴をあける論争」

止まってられない性格 高校生の時くらいから、暇な時間を過ごすことがとても苦手でした。 これはおそらく受験勉強していた時の生活が大きく関係しています。慌ただしく勉強と部活をこなす生活の中で、いつの間にか「ゆっくりしていること=罪」という固定観…

はじめての田植え

ずっとやってみたかった ずっとやってみたかった田植え。ついに小さな夢を叶えることができました。 本当は5月末に他の場所で田植えをする機会があったのですが、都合が合わず参加を見送り、ずっと心残りで今回偶然知り合いづてにこのイベントを知り、参加を…

今月私は何してた?【5月編】

1日 令和最初の日 この日、一番感じたのが「平成が終わって令和が来ても、日本は何も変わらず平和だな」ということでした。 楽しそうに手をつないで歩くカップル、唐突に走り始める子どもを追いかけるお母さん、きれいにおめかしして写真を撮っている女子高…

世界に名付ける

つくしを「見つける」 春になりました。 暖かい日が続いてますね(暖かいというよりもはや暑い?) みなさんは今年の春、つくしを見つけましたか? 私はこの春、たくさん見つけました。畑のあっちこっちに生えているんです。 「つくし」と言われて頭に浮かぶ…

料理をすること

料理がしたくて一人暮らしを始めた 実家から大学に通うとおよそ1時間半かかります。大学の通学時間においてこの所要時間は決して珍しいものではなく、むしろこれくらいの近さであれば、下宿ではなく通学するのが一般的です。 でも高校生の私はどうしても一人…

デジタルが嫌い

こんな過激なタイトルで始まった今回のブログ。 これを読んでいる人は少なくともデジタルを使っているはずなので、この文章を気に食わなく思う部分もあるとは思いますが、ご了承ください。 私がデジタルを嫌う理由 私たちの生活を画期的に便利にしているデジ…

本という物質が好き

趣味は読書? 自己紹介でとっても困る、アレ。 「趣味なんですか?」 そう聞かれたとき、私はかろうじて答えます。 「読書、かなぁ」 自分の趣味が読書であると語れるほど、私は自分の読書熱に対する自信はありません。 その時期の心のゆとりによって読める…

農業に浸る9日間

去年の7月から「農業ヘルパー」という大学の学生団体で、農家さんのお仕事ののお手伝いをしています。もともと農業とは縁もゆかりもなかった私ですが、作業をしていくうちにどっぷりと農業の世界にはまっております。この連休中はなんと5連勤+1休み+4連勤…

今月私は何してた?【4月編】

2.3月がバタバタしていたので、3か月ぶりの「今月何してた?」シリーズになります。 シリーズと言えども、まだ2回目(笑) ここからぼちぼち積み上げていくことにします。 1日 畑で定植 1月から少しずつ話が進んでいる畑ですが、正直なところほとんど私は何も…

今回は逃げたくない

去年の年末から「食べチョク and more」というWebメディアのライターをやらせてもらっています。ライターなんて初挑戦で右も左もわからない私にとっては、なかなかに厳しい世界。なかなか完成させられない記事。 それでも、逃げたくない。書き続けたい。 は…

疑問を感じ始めてから半年

あれは10月のことだった 長い長い大学生の夏休みが終わり、日常が戻ってきた。 夏休み、ひたすらに自分のやりたいことをして、全力で「生きて」いた。 そんな日々に一気に現実が流れ込んで、私の日常は忙殺されました。 週4日で朝6時から銭湯の清掃アルバイ…

新しいことを始めたい季節

淡い桃色が街を埋め尽くすこの季節。 つくばになれていない新入生がこの土地に加わったことによって、なんとなくそこにある空気も変わった気がします。 彼らの姿を横目に、一年前、私も同じような表情をして、同じような会話を会って間もない人と繰り広げい…

大きな組織で働く

今まで社会に出て働くという経験をしたことのない私ですが、勝手に「大企業ってなんとなく嫌だな」(大企業で務めている人ごめんなさい)という印象を抱いてきました。 そんな考え方を少し改める機会があったので、少し文章を書いていきたいと思います。 こ…

日本にて

もしかしたらこの3週間の旅はまだ終わっていないのかもしれないと、この文章を書きながら思います。 これを書ききるまでは、私の旅は終われないと。 帰ってきてから湧き出た感情も含めて、旅なんじゃないかと。 そのため、帰国してからほとんど毎日、睡眠時…