あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

今月私は何してた?【5月編】

1日 令和最初の日

この日、一番感じたのが「平成が終わって令和が来ても、日本は何も変わらず平和だな」ということでした。

楽しそうに手をつないで歩くカップル、唐突に走り始める子どもを追いかけるお母さん、きれいにおめかしして写真を撮っている女子高生、わいわい楽しそうに道を塞ぐ大学生。

とっても穏やかな日常。

平和ボケした感想になってしまいますが、改めてこの国は平和で人々は幸せそうに過ごしていると感じました。

 

また高校時代の部活の同期とも会ってきました。3年間の中で一番多くの時間を共にした友人たちは、しっかり1年分年を重ねていました。

「みんな何も変わってなくて安心した」と言いたいところでしたが、むしろみんな大きく変わっていて、ちょっとした寂しさも。でももしかすると、私自身もみんなからはそう思われているのかもしれないなぁ。

 

6日 本の爆買い

いくつか前のブログで書いたのですが、私は本が好きです。

引っ越して電車通学になったため、以前よりも本を読める環境がかなり整っています。

 

代官山の蔦屋書店に初めて赴き、はじめましての2冊を購入。

その後BOOKOFFの20%セールに乗じて、ずっと気になっていた作家の本、探し求めていた本、はじめましての本、手にとってはカゴに入れ、いつのまにか10冊以上購入。

 

一緒に行った姉と二人で使った金額は10000円。得も言われぬ幸福感。

この積ん読をこの1か月をかけて半分くらい消費しました。それでもまだまだ。

当分通学時間を楽しめそうです。

 

18日 親孝行、なんてまだまだ

今の家に引っ越してから、実家に帰る回数が随分と減りました。

「ここのところ帰っていないよなぁ」と思いつつ、バイトや課題に追われてすっかり足が遠のいてしまった実家。でもなんとなくタイミングを掴めずにいました。

そんなとき読んだ本の中に「実家に帰ろうと思ったタイミングで、でもなんとなく帰らなかったら、親がその3日後に亡くなった」という場面があって、背筋が凍りました。「帰るなら、今だ」とその本が背中を押してくれたようでした。

 

ちょうどこのタイミングで母の日と両親の誕生日が近いので、ケーキを買って帰ろうとしたら「甘いものが飽和状態だから、夕飯おごってよ」と言われ、そうすることにしました。

家族5人で一緒に食卓を囲んだのは何か月ぶりだろう?もしかしたら今年初めてかもしれない。そう思うと今までいかに自分が家族との時間をぞんざいに扱っていたかがわかりました。別に高級なものを食べたわけでもない、凝ったものを食べたわけでもない。でも確かにおいしかったし、みんながしあわせだった。

 

本来、ちょっとした親孝行をするつもりで帰省したのに、私にはまだまだ親孝行は早かったみたいです。いろいろ話を聞いてもらって、意図せずにお小遣いまでもらっちゃって、かけがえのない時間を過ごさせてもらって。

次帰るころには、ちゃんと親孝行できるような娘になっておきます。

 

26日 大人の文化祭

千葉県勝浦市で開催された「僕らの文化祭。」というイベントで出店してきました。

3年前に廃校になってしまった海がよく見える小学校が会場でした。

 

そこで感じたことは2つ。

 

一つは地方に人を呼び込むことの難しさについて。

勝浦市はチーバ君のちょうどお尻の部分。新宿から車で2時間、電車で3時間。そんなに遠くはないはずなのに、運営の予想は大きく外れて来場者数は2日間の合計で1000人程度。(予想は両日1000人ずつ、予想の半分かぁ)

たくさん売ろうにも、全然お客さんがいなくてちょっぴりがっかり。そんなに遠いとは言えないところでさえこんな状況なら、さらに都心から離れた場所ってもっと人を呼び込みにくいんだろうな。

 

もう一つはお祭りというものが持つ魔力について。

私は高校生のころから文化祭が大好きでした。

結構な肉体労働なはずなのに、自然と顔がにやけちゃう感じが。

非日常の中みんなが浮足立っていて、何をしても許される感じが。

顔なじみではないけど、笑顔で「お疲れ様です」「唐揚げおいしかったよ」とか言い合える感じが。

日常では絶対見られない表情を見ることができるあの感覚が大好きなのです。

久々にこの感覚を思い出して、ひとりでにやにやしながら後片付けをしてました。

 

28日 フィリピン0円留学説明会

というタイトルのイベントではありましたが、実際に留学の説明は2時間半中10分くらい(笑)そのほかの時間何を聞いていたかというと、、、

・これから世界がどうなっていくのか

・主催者である町田さんがどんな人生を送ってきたのか

というもの。

 

町田さんの大学時代のお話、聞いているだけなのにわくわくしました。大学の池を全力で掃除して研究生に怒られたり、学祭で一番設けるために水上レストランを作ったのに10万円の赤字を抱えたり、大学4年の集大成に三陸町に公園をつくったり。

私もこのままじゃ3年間終われないなと思います。もっとわくわくした大学生活送りたい。「あの時はバカだったよな」って大人になった時に笑いたい。そうなるためには、今、この瞬間、自分が最大限わくわくしないと。

 

イベントって不思議。行く前はめちゃめちゃ億劫で、もう家に帰っちゃおうかなって何回も思うのに、行ってみると楽しい出会いが待っている。言ってよかったと心から思える。だから私はこれからも人に会うために、人が集まるところへ赴く。

 

おわりに

ずっと風穴をあけたいと思っていた5月。

自分でもびっくりするくらいたくさんの人とお話する機会を持てて、自分の頭の中にあるものをぶっ壊したり構築したり。その作業は不快感を伴うこともたくさんあるけど、それこそ今私が必要としていること。

まだもう少しかかる気がするけど、多分もうすぐ何かが変わる。

そんな期待を込めながら、6月に入ります。