あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ブログと私のこの一年

去年の11月頃、私は「ブログを書こう」と思い立ちました。それはよく参加している(と言っても最近あまり行けてない)ポットラックパーティーで言われたある一言がきっかけでした。 当時私は毎日もやもやしていて、そのどうにもならなさに戸惑いながら生活し…

福島での読み聞かせ実習

大学の授業の一環で、南相馬市の小学校に通う子供たちに紙芝居の読み聞かせをしてきました。何の気なしに取った授業、「こどもたちかわいいだろうな」くらいの動機で行くことを決めた実習。そこで私が経験したのは感情の嵐でした。 被災地の光景 汚染物質が…

ゲストハウスに泊まる

大学生になって、高校生の時までほとんど旅行に行ったことのなかった私が、たくさんいろんな場所に行くようになりました。1年と9か月で巡った都道府県は27か所!行く時々によって、一緒に行く人によって、旅行の楽しみ方も様々です。 ある時は一人で、ある時…

カフェにいて思うこと

最近カフェでアルバイトを始めました。 大学生になる前からずっと「カフェのおねえさん」になりたくて(笑)という理由もありますが、一応もう少しまともな理由をつけるとすれば「接客を学んでみたかったから」。接客するときってどんなことに気を付けているの…

まとめない

まとめなくていい はじめてこんな言葉をかけてもらったのは、高校3年生の受験のグループディスカッション練習の時でした。 「グループディスカッションというのは、時間内にグループの意見を集約して結論を出すことが目的だからね。だからまとめ役にならなく…

人との壁

小学生のころから私たちはこんな風に教えられて育ちます。 「みんなと仲良くしましょう」 「差別をしないようにしましょう」 でもこれを本当にできる人っていないと思います。聞こえがいい言葉達ですが、実際に世の中はそんなにきれいじゃない。しかしながら…

インターンとアルバイト

私はこの2つの違いが判りません。 そして、この2つの違いを明確に理解し、言語化できる人もそう多くはないのではないかと思っています。 どれも共通して言えるのは、何かしら社会に「価値」を生み出して、その対価として「お金」をもらっているという点。…

好きなものを語る人

好きなものを話をする人が好き 昔から私は「好きなものを語る人」が好きでした。 どれくらい昔からかと思い返してみると、思えば小学生くらいの頃、友達に歴史が大好きな子がいて、その子の話を帰り道によく聞きながら帰っていたなと思いだします。 別にその…

中途半端な感情をうろうろ

この前のイベント 1つ前の記事で食と農林漁業アワードの懇親会に参加したことについて少し触れたのですが、今回はそれについてもう少し。その懇親会は結構大規模に開催されていて,、会場にはおそらく農業に興味のある大学生が100人くらい集まっていたんじゃ…

「現場」に本気。

というタイトルで、つくば学生農業ヘルパー(通称:農ヘル)の代表が農林漁業アワードのファイナリストの舞台でプレゼンをしました。結果は惜しくもアワードを逃してしまいましたが、私にとって非常に考えさせられるプレゼンとなりました。 そもそも農ヘルっ…

文化人類学

大学2年生ともなると、そろそろ自分の専攻を決めて、なんとなく卒論のテーマとかを決めて、担当の先生と相談して、、、という段階に来てしまうみたいで、そんな制度をきっかけに自分がどんな卒業研究をしていきたいのかなんてことを、最近ぼんやりと考えてい…

わからないことを人に聞く

とっても賛否両論がある考えだと思うので、反対意見があることも承知で今回の文章は書いていきます。 私はわからないことは何でも人に聞いてしまいます。それについて考えたこと。 相手の時間を奪っている という意見の方。結構多くいます。特に優秀な方が多…

生きているものを食べて、私たちは生きている

私たち人間のほとんどは毎日なんらかの「生」を食べて生きています。 お米も野菜もお肉もお魚も、みんなみんな生き物。 多くの人は日常生活の中でその事実を思いだすことはありません。目の前を流れるお寿司を見て海を思い浮かべたり、コンビニの冷蔵庫にあ…

ボランティアとか支援とか

尾道を姉と歩いていた。 駅前で24時間TVの募金活動をしていた。 姉はその集団から遠ざかるようにして歩く。 「なんか、ああいうかんじの苦手なんだ。何もやってない自分が後ろめたい感じもするし、かといって募金を入れるのもなんかモヤモヤする」 そんな言…

私はどう働きたいのか

ひとりで時間を過ごしていると、よく考えるテーマがこれだ。 「私は将来どうやって働きたいのか」 この夏も北海道の小さな田舎町で茹でトウキビを売りながら、そんなことばかり考えていた。こんな大自然の中で生活していくのもありだなとかも思うけど、北海…

私はどう働きたいのか

ひとりで時間を過ごしていると、よく考えるテーマがこれだ。 「私は将来どうやって働きたいのか」 この夏も北海道の小さな田舎町で茹でトウキビを売りながら、そんなことばかり考えていた。こんな大自然の中で生活していくのもありだなとかも思うけど、北海…

島キッチンにて

私は一番野菜のおいしさを感じられる立場にあると思う。 豊島にある「島キッチン」お店でランチを食べた。瀬戸内芸術祭の展示の一つでもある島キッチンは古民家を改修した趣のある建物で、豊島に住む人たちが育てた野菜を島の人が調理して食べられる場所だ。…

「boox、1日に3つもイベントやるってよ」の覚書

先日、booxという場所を持ってから初めてのイベント開催をしました。 booxスタッフの中でもいろんなプロジェクト単位で動いていて、私はその中のイベント担当。私を含めた合計4人でこの日のためにいろいろ準備をしてきました。 第1部 はじめてのABD 皆で分担…

化粧について

姉との10日間の旅行中、一度も化粧をしなかった。 普段からちゃんと時間をかけてする方ではない。でも一応してはいるつもりだ。 だから今回、大学に入ってから初めてこんなに長い期間化粧をしない生活をしてみて感じたことのメモ。 化粧をしていないと、何と…

こどもと母親

数年前までこどもが苦手だった。 嫌いではなかったけど、いざ目の前にこどもが来るとどうしていいのかわからなくなってしまう。子どもが好きかという話題になると、「かわいいとは思うんだけどねぇ。。。」みたいなとても曖昧な返ししかできなかった。こども…

もう一度フィリピンに行きたい

今年の夏は特に海外に行く気もなかったが、友達に誘われなんとなく行くかぁくらいの軽いノリでマレーシア・シンガポールを旅行してきた。いつも私が海外に行くときってなんらかのプログラムに参加するからという理由だったけれども、完全に最初から最後まで…

大三島

私が瀬戸内海の中で一番好きな島、それが大三島。 しまなみ海道のちょうど真ん中のあたり、まぁまぁ大きい島ではあるけれど、海道の最短ルートを通るとほんとにかするくらいしか通らない島。 昨年の夏、初めてしまなみ海道を自転車で訪れたとき、何も考えず…

盆LIVEを終えて

9月21日、つくばにて盆LIVEを開催しました。 盆LIVEというのは古典的な盆踊りを踊ったり、それを現代音楽に合わせて踊ってみたり、いろいろな方をお呼びしてパフォーマンスを披露してもらったりと、盆踊りであって、それよりも現代の人がなじみやすく家族み…

一人旅と誰かと旅をすること

私は一人旅も誰かと旅行するのも、どちらも好きだ。大人数で出かけるのは昔から得意ではないけど。去年の夏に初めて一人旅を経験し、その魅力に気づいた。しかしながらこの夏はほとんど一人で旅をすることがなく、常に誰かと行動を共にしていた。 一人旅 人…

豊島美術館

この夏訪れた場所の中で、一番おすすめしたい場所。断言できる。 それが豊島美術館。 たくさんの人に「なにがよかったの?」と尋ねられるが、なかなか説明が難しい場所なである。なのでこの場で初めて、この美術館がどんな場所だったのか、私はそこで何を感…

どうして生きているのか

一緒に青森を旅行した友人。その子も一人旅することが好きらしく、山登りとかにでかけるそうだ。その子と奥入瀬渓流を歩きながら「一人旅の時に何を考えているか」ということについてぽつぽつおしゃべりしていた。そしてその子は言った。 「私はどうして生き…

旅先で目につくもの

旅先で目に付くものって、本当に自分が好きなものだと思います。 それは、非日常に解き放たれて、何を見たって何を感じたっていいはずなのに、どうしてもそれが頭から離れないということだから。 私にとってそれは「ごはん」「畑」「本屋さん」「海」 ーーー…

スマホを持たない旅をしたい

今、観光地に行ってみて、一番私の目につくのはスマホだ。 どこを見てもスマホ。 検索したり、写真を撮ったり、予約をしたり、地図を見たり。 そんな光景にどうしても疑問を抱く自分がいる。 「スマホがなかった時代、人々はどのようにして観光していたのか…

人を笑顔にする

ボラバイトに行くことになった経緯 この夏、随分と前から北海道に旅行に行くことが決まっていました。私にとって初めての北海道。2泊3日じゃ全然足りない。せっかく行くならもっと北海道を満喫したい。そんな欲張りな考えが頭に浮かび、どうしたら北海道にも…

援農とごちそう

最近ちょっとずつ知り合いの農家さんも増えてきて、お手伝いしがてら一緒にご飯を頂いたり談笑したりする機会が何度かありました。 いつものようなアルバイトではなく援農(縁農)という形で農業と関わり始めるようになったここ最近。普段の作業では考えない…