あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

化粧について

姉との10日間の旅行中、一度も化粧をしなかった。

普段からちゃんと時間をかけてする方ではない。でも一応してはいるつもりだ。

だから今回、大学に入ってから初めてこんなに長い期間化粧をしない生活をしてみて感じたことのメモ。

 

化粧をしていないと、何となく後ろめたい。

自分は年相応に見られないんじゃないか(高校生、もしくは中学生にもみられるのではないか)。女子大生として化粧をしないというのは常識がないと言われてしまうのだろうか。世の中の女の子は家を出る前に頑張っているのに、私はこんなに楽にペロッと朝の準備を終わらせてしまっていいのだろうか。

 

しかしながら私は誰のために、そして何のために化粧をしているのだろうか。

ある友人は「化粧は武装」という。化粧をすることによって人から舐められなくなるようになるという主張だった。またある友人は「社会的にすっぴんてどうよ」という。化粧は社会に出るうえでの最低限のマナーであるという主張だ。

個人的には化粧というのは、普段の自分を保つためのものだと思っている。私は大学に入学してから化粧をし始めた。そのため、大学入学以降に出会った人たちは、基本的に私の化粧をした時の顔の私と出会っていることになる。その自分と違う自分でその人に会いたくないなという思いで化粧をしている。そんな感じの考えだ。だから裏を返せば、大学入学後も、知らない土地に行くときや農業をするとき、高校時代の友人に会いに行くときは化粧をしなくてもいいんじゃないかなとも思ってしまう。だから今回も化粧をしないで10日間も過ごせた。

 

別段私は化粧をするのが嫌いなわけではない。(ちょっと面倒な気持ちはあるのだけれど)ちゃんと化粧をした日はちょっぴり華やかな気分になれるし、人から褒められたら嬉しい。

 

ただ何となく疑問を持ちながらしているってだけの話である。

大学生くらいになるとなぜ多くの女性が化粧を始めるのか。

最低限の化粧をすることがなぜマナーとされているのか(男性でしている人はほとんどいないのに)。

世の中の女性は化粧を誰のために何のためにしているのか。

 

おそらくこの先もこんな答えの出ないことを考えながら化粧をし続けるんだろうな。