あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

盆LIVEを終えて

 

 

9月21日、つくばにて盆LIVEを開催しました。

盆LIVEというのは古典的な盆踊りを踊ったり、それを現代音楽に合わせて踊ってみたり、いろいろな方をお呼びしてパフォーマンスを披露してもらったりと、盆踊りであって、それよりも現代の人がなじみやすく家族みんなで楽しめる、そんなお祭りです。

 

大学に入学して、入った団体が偶然ここでした。

別に盆踊りにもともと興味があったわけでも、祭りの運営に興味があったわけでもない。たまたま新歓でお話した先輩が楽しい人で、一緒にご飯行ってみたら楽しくて、そんな感じでふらふらっと入ったこの団体。

1年生の間はほとんど仕事を任せられることはありません。そもそもどんな作業をやるにイメージがついてないし。でも2年生に入ると話は変わってきます。去年の経験があるから年間通してのスケジュールも当日の動き方もイメージできる。つまり運営の核に少し近くなるわけです。ましてや今年の執行代はメンバーが2人しかおらず、私たちの代は動けるメンバーが(おそらく)6人くらいいて、当然任される仕事も大きくなります。

 

そんな状況の中、私はこの代の会計の役割を担いました。請け負ったときは正直そんなに重い責任を感じるわけでもなく、「お金のこと勉強しておいた方がいいよね」くらいの軽い気持ちでこの役割を請け負いました。

しかしながらこの会計という役割、まぁまぁな仕事量がありました。そして私は夏休みの自分が仕事をしなければいけない時期につくばを4週間近く離れ、一切PCに触らない生活をしていました。

結果、代表(前職が会計)に多大なるお仕事を押し付けてしまい、ただでさえ忙しい代表を追い詰めてしまいました。(幸い代表はお強い方だったので、祭りも無事開催し代表も元気です、多分)本当に頭が上がらない。。。

 

メンバーに迷惑をかけてしまったのともう一つ、自分の中での後悔があります。

 

 

 

それは祭り後の達成感を味わえなかったこと。

 

 

 

ある程度その4週間を除けば私はそれなりに仕事をしていたはずです。予算案の作製、物品などの購入の管理、当日のお金の管理、みんなへの返金など。でもそれなのに、なぜだか全然嬉しくない。むしろ罪悪感というか申し訳なさというか、そんな負の感情ばっかりが降り積もっていく。

 

中途半端というのが一番良くないということを、この時ほど痛切に感じたことはありません。1年生の時は中途半端以下(ほとんどお客様みたいなものだったので)、今回は本気も出さず足を引っ張りまくって絵にかいたような中途半端。1年前は祭り自体を目いっぱい楽しめたけど、今回は本番もなんとなくもやもやのまま参加する、みたいな始末。

 

 

そしてここで芽生えた二つの感情。

来年、自分が執行代になった時に、達成感を得られるように、盆LIVEにフルコミットしようかな。やっぱりこのお祭りが好きだから、このお祭りに学生生活の半年を捧げてもいいかもしれない。本気で自分の力でこのプロジェクトを回して、「やってよかった」と心から思えるお祭りを作ってみてもいいかもしれない。

もしくは、完全にお客様になろうかな。学生生活って自分が思っていたよりも短い。将来につながるようなプロジェクトなわけでもない、だただたこの雰囲気が好きで入った団体なのだからふわっとぬるっと参加して、悔しいとか後ろめたいとか感じないくらいの立ち位置にまで成り下がって。盆LIVEではそれくらいの立ち位置で、他のことに全力コミットする。力を入れる場所を変えてみる。

 

まだどんな方向に転ぶかなんてわからないけど、この文章は祭り直後の心境を粗削りにメモ的に語っているだけのものなので、今後の自分の決断次第ですね。