あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

アルバイト始めて見ました

大学生になり、自由に使える時間が格段に増えました。

 

高校時代は本気の運動部に所属し、毎日練習していましたが、大学では運動部には入らず、もっと他のことをやろうと考えています。

 

その他のことというもののひとつがアルバイトです。

 

 

 

以前、大学の先輩とお会いした時(この先輩はアルバイトをせず奨学金で生活しているとお話ししていました)、こんなお話をいただきました。

 

「アルバイトって要するに時間をお金に換える行為でしょう。だったら自分はしたくないかな。大学4年間という限られた時間の中で時間をそういう使い方をするのはもったいない気がする。だったら自分の将来のために時間を使いたい」

 

この考え方にはずいぶん考えさせられました。

 

それまで私は「大学生になったらアルバイトはやるもの」という固定観念が強く、アルバイトをしないで大学生活を送るという想像をしていませんでした。しかし先輩がおっしゃる通り、アルバイトをしている時間ってもったいないなと感じるようにもなりました。

 

 

 

 

 

この考えに影響を受けたといいつつ、それでも私はなぜアルバイトをするのか。

 

一つはやはり、お金を稼ぐためです。

 

私は大学生の間にやりたいことがたくさんあります。いろんな土地に行って、いろんな人と会って、いろんなことを感じたいという思いが強いです。だからこそ、それを実行するためにはお金が必要です。

 

そしてもう一つは、アルバイトって本当に時間をお金に換える”だけ”の行為なのか、という疑問を持ったからです。

 

やってみなければわからない。

 

ということで、今は銭湯のお掃除のアルバイトをしてます。

 

 

 

アルバイトをしていて気づいたことがあります。

 

ある日、自分が清掃している銭湯に顧客として入った時のことです。

 

他のお客さんを見ると、とってもいい顔をしていたんです。

 

一緒に来た人と談笑したり、一人できてゆったりお湯を楽しんだり、、、

 

私自身も銭湯に入っている間、時間も忘れてじんわりと疲れをとることができました。

 

 

 

 

これってすごく幸せなことだなって感じました。

 

ということは、私は実は今まで多くの人の幸せの時間を作ることができていたのではないかと思えるようになりました。(押しつけがましいかもしれませんが、、)

 

 

このことに気づいてから、つらかった排水溝の掃除も「お客様が幸せを感じる空間を作るためには必要な作業なんだ」と思えるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今世の中にあるアルバイトって、「誰にでもできる単純作業」とよく言われます。

 

本当にそうなのでしょうか。

 

この感情を持ってその作業をできるのは、その人しかいないと私は思っています。

 

それがどんなお仕事であれ。