あんこの開墾日記

自分自身を耕して、掘り起こして、本当にしあわせな私のありかたを発見したい。そんな想いで書いてます。

憧れのヒッチハイク

ずいぶんと時間が空いていしまいました。

学校のテストがあり、夏休みに入り、すぐに旅に出てしまったため、ゆっくりとPCを開くタイミングがなく、今日やっと一息ついた状況です。

 

 

その「旅」というのが今回のテーマ。

私はずっとヒッチハイクをしてみたくて、この夏とうとう実現してしまいました!

 

 

私の身近には旅人が多く、頻繁に旅人の楽しいエピソードを聞きます。

そんな人たちの話を聞いているうちに、自分も旅に出たくなってしまったのです。

 

 

でも一応女の子なので、一人でヒッチハイクするのは危ないとたくさんの人に止められ、仲間を探していたところ大学の知り合いと旅の話で意気投合し、そのまま一緒にヒッチハイクに行くこととなりました。

 

スタートは東京・世田谷から。広島を目指しいざっ!

 

丸々2日かけて広島までたどり着きました。

 

 

 

 

運転免許取り立てで、ただただドライブをしたい大学生。

仕事帰りで高速乗る予定もないのにわざわざ高速に乗って約100kmも私たちを乗せて走ってくれたお兄さん。

人のいないPAで立ってる私たちを気の毒に思い、大きなSAまで連れていってくれたお兄さん。

全国のおいしいハンバーガーを食べ尽くしているお話をしてくれたお兄さん。

夜勤明けのドライブなのに快く受け入れてくれた男性看護師のお二人。

仕事中にもかかわらず何時間も同じ場所に立っている私たちに気づいてわざわざ声をかけてくれたお兄さん。

京都にご飯を食べに行く大阪風の服装をしたお兄さんとヒッチハイカーに寛容なお姉さん。

こってこての大阪弁と絶妙なノリ突っ込みを併せ持つ、THE関西人のとび職のお二人。

USJ帰りに乗せてくれた見た目は怖いけど心はとっても優しい広島のご家族。

高速降りて姫路城まで見せてくれて、私たちの寝る場所まで心配してくれたお父さん。

あさイチにのせてくれたトラックの運ちゃん。

山口に出張に行く途中なのに、宮島のフェリー乗り場まで連れていってくれたお父さん。

 

 

 

 

12台の車にお世話になりながら約800kmの道のりを移動しました。

 

ヒッチハイクをして思ったこと。

日本は安全!そして親切!

 

これを読んで「そんなのたまたまだぞ」と思われる方、いらっしゃると思います。

私も旅の途中で、ヒッチハイクをしていて危ない宗教団体に監禁されたというお話も聞きました。

確かに危ない経験をする可能性は0%ではないため、お勧めできる旅ではありません。

途中のSAでいい人に巡り合えず3時間も炎天下の中でスケッチブック掲げたこともありませた。

大変だったし、今思うとかなり無防備だったなとは思いますが、無事帰ってきたので良しとします。

 

 

大変だったので「また行きたい!」とは今は思いません。

でも「もう一生やらない!」とも言えません。

 

 

人と人との繋がりが希薄といわれるこの現代で、人のやさしさに触れることができたこの旅は、自分の財産だと思っています。

まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思います。

 

とりあえず、私が運転するようになって、ヒッチハイカーを見つけたら、必ず乗せてあげようとこの旅を終えて思う今日この頃です。